未来形 willとbe going toの違いは?

2024/04/18

新学期がはじまって、中2の英語では未来形の表現が学習されるようです。
中1では、現在形、過去形とそれぞれの進行形を学習してきました。
未来形と言えば、be going toとwillという表現があり、置き換えができると習った覚えがあるかと思います。

ですが、よく調べてみると、本来は微妙にニュアンスが違うようです。
(たしかにwillは意思を表すというようなことを聞いたことがありましたね。)
そこで、このニュアンスの違いを整理してみることにしました。

下記のサイトを参照させていただきました。
参照元:勘違いしがち! will=be going toと思ったら… 違う!?

どちらも未来のことを言う場合に使う表現という意味では同じらしいのですが、その行動が「前もって考えられていたかどうか」によって、使い方が分かれるそうです。

まず、be going toについてですが、こちらは「前もって考えられていた意図や計画」に対する行動について伝われることが多く、willは「直前に決めた意思」をもった行動に対して使われるそうです。
(たしかに、willは意思を感じますよね。)
 

例文として、以下のようなやりとりが紹介されていました。

A:「電話が鳴っているよ」
B:「私が出るわ」

英訳では、

A:「The telephone is ringing.」
そして、返答についてですが、電話がなったことで私が出るという意思を表現するという意味では、
B:「I’m going to answer it.」
ではなくて、
B:「I’ll answer it.」
が正解となるそうです。

このようにwillは自分の意思を表現する意味を含むため、置き換えについて
be going to → will
は成り立っても、逆の
will → be going to
への置き換えは、必ずしも成り立たないそうです。
(意思を表現することができなくなってしまうため)

中学校の定期テスト等では、ここまで厳密に表現の違いは考慮されていないかもしれませんが、会話をする上では知っておいたほうがよさそうですね。

ご参考まで。

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