水耕栽培について(その11)

2023/02/24

塾内で育てている水耕栽培について、12月から「トマト」の栽培にチャレンジしていました。
購入したのは、たった6粒の種。
発芽率は70%前後ということでしたので、4粒くらい発芽すればいいかと思っていました。
LEDを使って18時間点灯、9時間消灯を繰り返しつつ、最初に液体肥料を混ぜました。

 

それから、10日ほどたって、確認したところ、すべての種から発芽し、苗が育っていました。
要するに、発芽率100%でした!


ここまできたら、あとは水分を補給しながら、育てていくわけですが、1ケ月もすると、かなりしっかりした木が育ってきました。
非常に茎が太かったですね。
 

さらに1ケ月たって、黄色い花が咲いてきました。
トマトの実を作るためには、受粉が必要ですが、トマトは自家受粉植物といい、1つの花の中にめしべとおしべを持っていて、通常は風や昆虫がもたらす振動で受粉されるそうです。
室内での水耕栽培の場合、風もなく昆虫もいませんので、人工的に振動させて、おしべから出る花粉をめしべに付ける必要があるかと思い、花が咲いてから、指で花をゆすって様子を見ていました。(人工授粉)
このような、同じ花、または、同じ株での受粉を「自家受粉」というそうです。

ちなみに、異なる株で受粉する植物の場合、「他家受粉」というそうです。
また、品種改良されて、受粉しなくても実がつく「単位結果性」をもつ品種も存在するそうです。
(今回、購入した品種には特に説明が書いてなかったため、「自家受粉」と判断しましたが・・・)


種植えから2カ月後、かなりこんもりと木が茂ってきました。
そして、よく見ると一部に小さいトマトの実ができ始めて、毎日、見るたびにその数が増えてきました。


拡大するとこんな感じ。。。
(実際には5㎜ほどの大きさでした。)

ちなみに、「受粉」と「授粉」の言葉の違いがあるそうです。
「受粉」とは「自然におしべの花粉がめしべにつくこと」で通常、自然界で行われる受粉ですね。
「授粉」の場合、「おしべの花粉を人工的にめしべにつけること」を意味するそうです。

小中学校の理科で、植物のつくりから受粉のしくみなどを学習しているはずですが、実際に体験してみると
いろいろ知らないこともあり、具体的にいろいろ知ることができますね。
このような体験が本当は必要なんだなあとあらためて思いました。

引き続き、トマトの成長の様子を書いていこうと思いますが、別途、イチゴを育ててみようかと思っています。
なお、水耕栽培ではありませんが、きのこ(しいたけ)の栽培をやってみています。
こちらは、菌で育てるため、毎日水を吹きかけるだけで、1週間ほどで大きくなるとのことです。
また、ご報告させていただきます。

※出典元リンク先
 トマトの受粉の仕組みと人工授粉で実をつける方法!(トマト農家が書くトマトブログ)

ご参考まで。

※関連リンク
水耕栽培について(その10)
水耕栽培について(その9)
水耕栽培について(その8)
水耕栽培について(その7)
水耕栽培について(その6)
水耕栽培について(その5)
水耕栽培について(その4)
水耕栽培について(その3)
水耕栽培について(その2)
水耕栽培について

中学・高校受験対策 個別学習指導塾
セルモ羽根木教室


ブログテーマ

 Tel.03-6379-5443
 営業時間:月~金 13:00~21:00
 お問い合わせフォーム 
「めざましテレビ(フジテレビ)」<br />
取材された動画の様子です!
「めざましテレビ(フジテレビ)」
取材された動画の様子です!