都立入試 英語スピーキングテストについて(その3)
2023/01/13
都立高校入試の英語スピーキングテストの結果が公表されたようです。
各ランク(配点)別の人数比率は以下のとおりでした。
令和3年に実施されたプレテストの分布をもとに予測していた結果は以下のとおりでした。
(※EとFはプレテストの結果では区別できなかったため、合成したものとなっている。)
この結果を比較すると、全体的に点数がアップしているように思われます。
各ランク(A~F)に占める人数シェアは以下のとおり)
予想値 実際の結果
A 11.7% → 16.8%
B 20.7% → 25.8%
C 26.6% → 31.6%
D 22.9% → 16.9%
EorF 18.3% → 8.9%
50点以上であるA~Cランクのシェアが58.9%から74.2%に増加していました。
もし、スピーキングテスト自体の内容は変わっていないと仮定すると、学校等での過去問対策などにより
想定より点数が伸びたという可能性が考えられるかと思います。
この結果をどう考えるかですが、あくまで換算点は最大で20点です。
内申点で300点、入試得点で700点の換算点がありますので、この20点を加えて1020点中の20点の配点ということになります。
この英語スピーキングテストと内申点の換算点はすでに確定しているわけですが、1020点満点のうちにしめる得点シェアは31.4%となります。
すなわち、一般入試の得点が占める割合が68.6%(※英語スピーキングテストがなかったときは70%だった)ですので、一般入試で十分挽回が可能と考えられます。
以上、ご参考まで。
※関連リンク先
都立入試 英語スピーキングテストについて(その2)
都立入試 英語スピーキングテストについて
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中学の英語教科書改訂について(その2)
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