PTAとは(その3)

2023/10/11

今年度、PTAの活動に参加してから、半年が過ぎました。
昨年度まではできなかったPTAのイベント等も復活していますが、3年ほどイベント等が実施されていなかったため
過去の引継資料をもとに、皆さん苦労して、企画・運営されているように思います。

1学期の活動をちょっと振り返ってみました。
私が関わっているのは、予算の作成や会計管理、名簿の管理など、運用面でのサポートなんですが、PTAの活動としては以下のような流れでした。

4月 入会手続きのサポート
 ・入会申込書の作成・入会受付
 ・名簿の更新
 ・予算作成

私が所属しているPTAは、6月に総会(年1回)があり、今年度予算の確定がここで実施されました。
つまり、新年度が始まっても4月から6月の総会で同意を取るまでは、新年度の予算が確定していない状態です。
通常の感覚では、予算は年度前に確定されるべきだと思うのですが、年度前に予算を確定するためには、総会の時期をずらす(3月?)必要があり、PTA会員規約等の改訂が必要だそうです。

上記の理由から、今年度の年会費が確定していないことから、入会申込書を提出してもらっても年会費を請求できず、総会終了後に振込をお願いする(6月下旬から)という運用になっています。

考え方は妥当なのですが、同地域の中学では、入学式のタイミングでまず役決めが実施され(有無を言わせず、役決めが始まり、立候補がいないとその場でくじ引きがはじまりました。)、事後の保護者会では、入会申込書と同時に年会費を現金で払うという運用になっていました。
そもそも、任意入会であるPTAであり、まだ入会前であるのに役決めが実施されるのは、おかしいため抗議しましたが、もう流れが決まっている感じでどんどん役決めは進んでいきました。
(この学校の予算は年度前に決定されているのかと思われます。)

実際に年会費を請求をすると、入会申込書を出したかどうかの記憶もあいまいで、いきなり年会費を振込してくる方もいて、その方々には、あらためて入会届の提出をお願いしているところです。
(振込情報だけなので、生徒経由で入会届を手渡しするしか方法がない。。)
年会費未納の会員については、催促の手紙等を出していて、現在、再度、催促の連絡をしようとしているところです。

また、9月から来年度の役員やスタッフの募集運用が始まっています。
まず、会員に立候補してもらって、必須の役員等が決まらなかった場合にくじ引きを実施するという運用になっています。
個人的には、このような”くじ引き”制度をなくしたいのですが、いざ募集する立場になってみると、ではどうやって
人を集めるのかという非常にやっかいな問題に遭遇し、結局、”くじ引き”という制度があることで、できるときに立候補しておこうというトリガーになっているところもあるようです。

先ほど述べた中学のように、年会費や役員決めを年度初めに、半強制的に実施してしまえば、このような運用は不要ではあるのですが、そういう方向にもどるわけにもいかず、ジレンマを感じています。

もともと「PTAって本当に必要なの?」というところからスタートしているので、もう少し本当に必要なPTAの姿を
考えてみようかなあと思っています。

ご参考まで。

※関連リンク一覧
 ・PTAとは(その2)
 ・PTAとは(その1)


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