包丁の意味は?(国語)
2024/08/16
先日、小学生(小3か小4)の漢字テストの読み書きを実施していたところ、「ほうちょう」の書き取りの問題がありました。どんな漢字なのか想像がつかないようなので、ヒントを出そうとしたんですが、ふと、「なぜ、丁を包むって書くんだろう?」と私自身が疑問を持ちました。
何かを切るって漢字なら、イメージが湧くのですが・・・。
ちょっと調べてみました。
※引用元
【楽天市場】Rakuten 包丁の由来より
まず、包丁の包は「包」という漢字は代字で、本来は庖丁と書くそうですが、いわれには2つの説があるそうです。
1つ目として、この、「庖」は調理場(台所)を意味し、「丁」は そこで働く男という意味をもっているそうです。
そうすると、包丁とは「台所で働く人」という意味になり、料理人のことを表すことになります。
ここから、料理人が使う道具として、包丁という言葉が当たれらたという説ですね。
もう一つの説としては、中国の書物「荘子」に庖丁(ホウテイ)という料理人の名前が出てくるそうです。
この庖丁は、見事な刀さばきをもっていたため、彼をたたえて料理用の刀のことを「庖丁(ホウテイ)」と呼ぶようになり、日本に伝わった際に、日本語読みで 「ほうちょう」となり、「庖」は当用漢字でなかった為、 同音の「包」で代用されたという説のようです。
どちらにしても、現在の「包丁」という漢字の由来を小学生に説明するのは難しそうですね。
あまり複雑に考えず、漢字として覚えていくほうがよさそうです。
ご参考まで。
セルモ羽根木教室
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