災害時の非常食備蓄などについて(その1)

2025/02/04

災害発生からライフライン復旧まで1週間以上を要するケースが多くみられます。
また、災害支援物資が3日以上到藩しないことや、物流機能の停止によって、1週間はスーパーマーケットやコンビニなどで食品が手に入らないことが想定されます。
このため、最低3日分~1週間分×人数分の食品の家庭備蓄が望ましいといわれています。

出典:災害時に備えた食品ストックガイド(農林水産省)

家族構成(大人と子供の割合当)にもよりますが、例えば、こともが2人の4人家族の場合、朝昼晩の3食分とすると
3日分:3(日)×4(人)×3(食/日)=36人日分
7日分:7(日)×4(人)×3(食/日)=84人日分
の食糧が必要ということになります。
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これだけの非常食を常備した場合、長期保存が可能な非常食を準備していたとしても、保存期間があり、いざというときに期限切れの商品ばかりだったり、使い方がわからなかったりすることがある可能性があります。

我が家でも、以前「非常食セット」のようなものを購入した経験があるのですが、どこかに常備してあるはずなのですが、保存期間の確認もどういった内容なのかもあまり把握できていませんでした。
水で戻せるアルファ米のような食品もあったと思いますが、食べてみると正直あまりおいしくなく、通常時にそれを食べるという気持ちにもなりませんでした。

このような状況を回避する方法として、「ローリングストック」という方法があります。
現在はこの方法を考慮して、塾内にて、最低3日分の食糧や水、その他消耗品などを保管するようにしています。
「ローリングストック」とはどのような方法かというと、普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法のことになります。

備蓄食品は、大きく分けて「非常食」と「日常食品」の2種類に分類されますが、「非常食」を常備するというより、「日常食」を多めにストックし、定期的に消化していくというイメージでしょうか・・・。
この方法ですと、いざというときも通常と同じ方法で準備できますし、調理方法等で戸惑うこともないかと思います。
もちろん、ガスや水道が止まってしまうことを考えると通常とは違う方法とはなりますが、これも想定して、カセットコンロやペットボトルの水などを常備し、定期的に使うことを心がけておけばいいかと思います。

・備蓄食品をとしてどんなものを選べばいいか?
>災害があった場合、まず手にすることが多いのは、炭水化物かと思われます。
>エネルギー源となる炭水化物はとても重要ではありますが、栄養バランスを考慮しないと体調不良や病気になる可能>性があるそうです。
まず、考えらえるのはパックのごはん、パスタなどの乾麺、パンの缶詰(※個人的にはこれはお勧め)などかと思います。
これらは、ある程度保存も聞きますし、調理も簡単ですので、私も常備しています。

・たんばく質をとるためには缶詰がおすすめ
たんぱく質をとるために、長期保存のきく缶詰もお勧めということです。
私も肉や魚、その他お惣菜のようなものまで、缶詰をそろえて、定期的に食べてみたりしています。
ただ、通常時においては、少し味が濃かったり、「ローリングストック」で運用していくのには、少し難しいなあと思っています。

・ビタミン、ミネラル、食物繊維をとるための野菜を常備
>大きな災害時には野菜不足からビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素がとれず、便秘・ロ内炎などに悩んだという声が聞かれました。
>じゃがいも、たまねぎ、かぽちゃなどの日持ちする野菜を、日頃から多めに買い置きしておきましょう。
>また、乾物もおすすめです。野菜ジュースやドライフルーツなども、あるといいでしょう。

日持ちする野菜を多めに普段からストックするのもなかなか難しいところです。
私が実践しているのは、野菜ジュースの保管です。
ほぼ、毎日、野菜ジュースを1本飲んでいて、数カ月に1回、定期購入しているので、自然と「ローリングストック」が実践されているといっていいかと思います。

ご参考まで。

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