都立公立中学校の評定について

2020/02/10

前回、中学校における換算内申と都立一般入試についてのお話をしましたが、今回は内申点のもととなる各教科の評定(1~5段階での成績評価)の状況についてまとめてみようと思います。
東京都教育委員会がまとめた「都内公立中学校第3学年及び義務教育学校第9学年(平成30年12月31日現在)の評定状況の調査」の調査結果がもととなります。

まずは各教科の評定別分布状況を提示します。
(単位:%)
評定 5 4 3 2 1
教科
国語 31 11.7 25.3 48.4 11.7 2.9
30 11.6 25.6 48.1 11.8 3
社会 31 14 23.5 44.8 14.3 3.4
30 13.9 23.7 44.8 14.3 3.4
数学 31 13.3 22.9 45.2 14.6 4
30 13.1 23.3 44.7 14.7 4.2
理科 31 12.4 23.3 47.8 13.3 3.2
30 12.9 23.8 46.7 13.4 3.2
音楽 31 12.6 26.4 49.5 8.9 2.6
30 12.7 26.8 49 8.9 2.6
美術 31 11.1 27.4 50.7 8.4 2.5
30 11 27.7 50.9 8 2.5
保健体育 31 9.3 27.8 53 7.6 2.4
30 9 27.7 53.1 7.7 2.5
技術・家庭 31 10.3 26.6 51.6 9.1 2.4
30 10.3 27 51.2 9.2 2.4
外国語(英語) 31 14.6 22.2 43.1 16.2 3.9
30 15 22.4 42.8 16 3.9
9教科全体 31 12.1 25 48.2 11.6 3
30 12.1 25.3 47.9 11.6 3.1
1. 上段は平成31年度選抜、下段は平成30年度選抜の調査結果である。
2. 四捨五入の処理により、合計が必ずしも100.0%にはならない場合がある。

グラフにするとこんな感じになります。(31年度評定より)

                      単位 %


要するに評定3に相当する比率が50%弱あり、1と2は15%前後、4と5は37%前後と偏りがあることがわかります。
 
素内申(1~5の成績評価をそのまま計算)をもとに算定すると

      オール1 オール2 オール3 オール4 オール5
5教科    5    10   15   20   25
9教科    9    18   27   36   45


となります。

また、換算内申(5教科+2×実技4教科)にすると

      オール1 オール2 オール3 オール4 オール5
9教科    13   26   39   52   65

となり、最大が65、最小が13となります。

ちなみに前回のブログと同じく、一般入試時の換算点(300点)に換算すると

      オール1 オール2 オール3 オール4 オール5
換算内申  60   120  180   240  300


となります。
ですので、300点満点ではありますが、一般入試時の換算内申点は60点から300点の240点の
範囲で評価されていることがわかります。
(これをベースに700点の一般入試評価を加えて合否が決定される。)

現実的には不登校等の理由がなければ、評定2がベースとなることが多いため、これをベースとすれば
最低120点、最高300点でその幅は180点となり、一般入試においては当日の学力テストのできが
大きく左右することがわかるかと思います。
           

ご参考まで。

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