2016年度 中学教科書改定について

2015/11/16

「情報セミナー2016 中学新教科書はこう変わる」(教育開発出版)に参加して
来年の中学生の教科書の変更点について聞いてきました。
 
大まかに言えば、今回の教科書改訂は「小改訂」であり、実は内容はあまり変わらないとのことでした。
 
 
(「小改訂」とは、学習指導要領の改訂に伴わない教科書改定のこと)
ただし、ページ数は増加しており、2012年度大改訂時より7%増、”ゆとり教育”で大減少した2002年度に比べると59%増となっています。

主な改定ポイントは以下のとおりです。
①活用(思考力・判断力・表現力)
②アクティブラーニング
③自学自習・自立学習
④小・中・高連携
⑤合教科・教科横断
⑥4技能重視・・・英語(CAN DOリストの記載あり)
 
いわゆるアクティブラーニング用のページが増加し、事例がより具体的なものになっているようで、印象としてはバランスのとれた教科書になってきている印象でした。ただ、結果として、実習の時間が増えて、さらに学力格差が拡大する恐れがあるようです。
また、「自学自習・自立学習」とは要するに学校では消化できないため、自宅での学習を促進するというような意味合いがありますが、おそらく自宅ではできないだろうとのこと。。。。
 
 学習塾としては、できるだけそのあたりをサポートしていきたいとは思いますが・・・。

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