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新型コロナウイルス 第5波の減少はワクチン接種の効果?(その2)

2021/10/12

前回、新型コロナウイルスの新規陽性者数が激減した理由について、ワクチン接種率による影響について
あくまでグラフ推移からの検証ですが、少し検討してみました。
ただ、精緻に分析したとしても、これほど減少につながる主要因とは考えにくいと思われます。

個人的には、ウイルスの特性に大きく依存しているのではないかと思っています。
まだまだコロナウイルスについては、わからないことが多いとは思いますが、ウイルスが”進化”ではなく”変異”だとすると感染力が高まった反面、別の要因が低下してしまった可能性はあると思われます。
(何か力が加わらない限り、より”進化”したウイルスになるわけがない。。。)

私はウイルスの専門家ではないため、まずは歴史的な観点から、過去のウイルス感染はどのように終息したのかを少し調べてみることにしました。

今でも冬場に流行する「インフルエンザ」、100年以上前「新型インフルエンザ」として世界中で大流行し、1918~1919年にかけて世界中で猛威をふるった「スペイン風邪」、こちらはどのように収束したのでしょうか?

※参考出典元:1918年の「スペイン風邪」はどう「収束」したのか:新型コロナの波と比較する
https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20210929-00260596

1918年から1919年にかけて英国のインフルエンザと肺炎による死者数の推移。3つの波があることがわかる。Via:Jeffery K. Taubenberger, David M. Morens, "1918 Influenza: the Mother of All Pandemics" Emerging Infectious Diseases, Vol.12(1), 15-22, 2006

このときは、上記のグラフのように世界的には3つの波がきて、その後、収束したとのこと。
数千万人以上の人に感染していたため、インフルエンザに対する中和抗体が得られたとの考えられますが、収束した明確な理由ははっきりわかっていないようです。

当初はまだワクチンもなく、コロナウイルス対策と同じですが、患者の隔離、手洗い、うがい、防毒、集会や移動の抑制などしか手立てがなかったようですが、感染者は増減を繰り返していたようです。

まだまだ世界的にはコロナ新規陽性者が増加している国々もありますし、第6波が来る可能性は多いにあると思います。その波をできるだけ抑えるために、今できること、今後のために準備することを国や都道府県として、そして個人として考えておく必要があるかと思います。

通常の日常を少しずつ取り戻しつつ、第6波の傾向が現れたら、すぐ対応できるような体制が必要かと思います。
ワクチンについても、中和抗体は減少していくことが考えられるため、しばらくは定期的な接種が必要になってくるのかもしれませんね。

ご参考まで。

※関連リンク

新型コロナウイルス 第5波の減少はワクチン接種の効果?
緊急事態宣言の解除について(新型コロナウイルス対策)
新型コロナウイルス 世代別ワクチン接種率・陽性率について(東京都
新型コロナウイルスワクチン接種(2回目)について(世田谷区)
新型コロナウイルスワクチン接種(1回目)について(世田谷区)
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